2月3日(月)第2回アドバイザー会議をオンラインにより実施しました。
実践・研究委嘱校の担当アドバイザーとして、各学校の研究にアドバイスしてきてくださった皆さんから、委嘱校それぞれの取組、そして成果や課題等を、発表していただきました。担当アドバイザーではなかった方の中にも、委嘱校の各授業会場(分科会等)で指導者として参加してくださっていたアドバイザーの方もおられたので、各授業における新聞活用の具体を伝え合うことができた点で、とても有意義だったと思います。
NIEの取組の成果を、「NIEの研究指定を受けたよさ」として紹介してくださったアドバイザーがいました。2年目の学校であるにもかかわらず、職員の入れ替わりが多かったため、「NIEの基本について」の研修を再度依頼してきたという丁寧な取組を紹介してくれたアドバイザーがいました。全職員が、明るく前向きに「新聞の特徴を生かす授業」に取り組んでいたと評価してくださったアドバイザーがいました。「NIEが学校づくりの柱になっていた」と委嘱校を紹介してくださったアドバイザーがいました。「町おこし・地域づくり」に、NIEがとても有効だったと紹介してくださったアドバイザーがいました。学びを新聞にして発信することの意義を再確認できたと紹介してくださったアドバイザーがいました。NIE校内実践のスタート時期が早かったことが、その後順調に進むきっかけになっていたと紹介してくださったアドバイザーがいました。
あらためて、NIE推進のメリットを確認し合うことができました。
一方で課題もいくつか紹介されました。
新聞を使わなくてはいけないという意識を強く持ちすぎてしまい、育てたい子ども像など本来目指さなくてはならない点を見失いがちになってしまう傾向。保護者や地域の皆さんに、NIEによる取組の成果を伝え、巻き込んでいくことの重要性等です。
急きょ欠席された方もおられましたが、11人の新潟県NIEアドバイザーの皆さんが参加してくださり、情報共有、情報交換を行うことができた有意義な時間となりました。