
6月10日午後、メディアシップ日報ホールで「2025年度 第1回情報交換会」を開催しました。新潟県教育委員会太田勇二教育長、新潟市教育委員会夏目久義教育長をはじめ、行政や学校の教育関係者、関係団体、新聞・通信社の代表者ら約60名が参加してくださいました。
全体での情報交換のテーマは「ICTを活用したNIE ~『日常化』と『保護者の巻込み』を考慮した取組から~」でした。
まず、昨年度、新潟県内の国公立・私立を含めた全小・中・中高一貫・特別支援学校で実施したアンケート結果から読み取れる現状を報告しました。アンケート結果から、本テーマの重要性を説明しました。
その後、新潟市立金津小学校の江部壮彦教諭と新潟市立葛塚東小学校(昨年度五十嵐中学校)の内山雄太郎主幹教諭のお2人から、昨年度まで実践・研究委嘱校として取り組んできた実践をもとに、テーマに基づいて発表していただきました。
意見交換では、「家庭での購読率の低下」「NIEの重要性」「学校現場での積極的な新聞配備の必要性」「ICTを用いた日常的なNIEの取組」「自主学習を通じての保護者の巻込み」「学校だよりやブログでのNIEの発信」「新聞社提供のデジタル教材の有効性」など、多岐にわたる意見が出されました。