7月3日(木)13時、新潟大学養護教諭特別別科(笠井直美教授)において、令和7年度の新潟日報社の寄付講座前期の最終回を行いました。

 4月24日(木)よりスタートした本講座では、県内外から集まった養護教諭を目指す22人の受講生が受講しています。学生は「正確な情報を読み取る力や自分の考えを整理して発信する力を養いたい。」「保健だよりを作成するにあたり、情報を賢く比較して自ら考える力、人に分かりやすく伝える力を身に付けたい。」等、それぞれに目標をもって、本講座を受講しています。

 新潟県NIE推進協議会の伊藤充会長は、開講式において「学習指導要領で示されている、身に付けさせたい様々な力は、簡単に言うと『説明する力』と考えることができる」とした上で、私たちがその力を身に付け、子どもたちにもその力を身に付けさせるには、新聞活用教育がとても意味のある取組になると話しました。そして、「養護教諭として、社会人として、グローバルな人間としての揺るぎない力を付けるために、一緒にNIEに取り組んでいきましょう」と働き掛けました。

 これまでの前期は、報道のスペシャリストたちによる「新聞の読み方」「新聞の作られ方」「新聞の魅力」等の講座が開かれました。前期最終回の7月3日は、新潟日報社編集局総務兼メディア編成センター部長の杉崎文治さんが、「たよりづくりのコツ」を教えてくださいました。

 後期は、前期のこれまでの学びを生かして、思いの伝わる「保健だより」を作ってみるという演習を行うことになっています。

7月3日の杉崎部長による講座より