令和7年度 新任NIE担当者オンライン会議開催

オンライン会議の様子

 今年度新たにNIE実践・研究委嘱校となった小中高6校の実践代表者(NIE担当者)と事務局による「新任NIE担当者会議」を7月29日、オンラインで行いました。それぞれが取り組みを報告し、課題等を共有しました。県NIE推進協議会では、NIEスタートカリキュラムの一環として、委嘱校のベクトルをそろえ、ネットワークづくりを進めるために開催しています。会議では、これまでの職員研修の様子等、現在の各校の状況を紹介し合いました。「NIEタイムのもち方」や「どの教科で実践しているか」などの情報共有を行ったり、「児童生徒の現状から今後どのように進めていくか」などを協議したりしました。

 今回は、県NIEリーダーの佐渡市立二宮小学校の渡邊あずさ先生にも参加していただきました。渡邊あずさ先生は、昨年度まで実践研究委嘱校だった佐渡市立小木小学校で、実践代表者としてご活躍された方です。本年度の新任NIE担当者の気持ちを一番分かってくださる方で、6人の新任NIE担当者に、経験からにじみ出る説得力のある言葉で、助言していただきました。実践例も具体的に示してくださったことで、とても分かりやすく、今後の見通しをもつことのできる会となりました。

 協議会の伊藤充会長からは、「どの学校でも、実践代表者を中心に、順調に研修が進められていることに感謝している。実践代表者であるNIE担当者がもっとも大変だと思う。ただ、自分だけで頑張るのではなく、担当者として言いたいことを、時には管理職やアドバイザー、そして指導者から言ってもらうことで全校を動かしていくことも今後必要になってくる。子どもたちの力を伸ばすために頑張ってほしい。」と期待を込めて話されました。