
関口修司コーディネーターのコメント
NIE の北信越ブロックアドバイザー・推進協議会事務局長会議は、7 月8日、新潟市中央 区、浜浦小学校で公開授業・協議会後の講演会(講師は佐藤幸司,山形市立鈴川小学校長) と同時並行で開催された。本県と福井、富山、長野各県の担当者及びオブザーバー参加した 新聞・通信各社の 20 名で話し合われた。
新潟県 NIE 推進協議会の伊藤充会長は「コロナ禍にあっても、広く情報や取り組みを交 換し、NIE を力強く進めることに意義がある」とあいさつ。各県の事務局長が推進協議会の 運営に関する課題と展望について報告し、意見を交わした。 本県からは津野庄一郎事務局長が「実践研究の継続、GIGA スクール対応、人材育成と活 用、ネットワークの拡充」の 4 つの重点に触れ、今年度新たに始めた NIE スタートカリキ ュラムや NIE リーダーの意義を報告。本県 NIE アドバイザーの井上北斗・小千谷中学校教諭は、自校におけるデータベースの試験的運用の効果を紹介し、NIE 推進のための条件整備 を求めた。
関口修司コーディネーターは、各県の報告にコメントし、「教育の様々な場面で、気軽に 新聞を活用し、子どもたちの社会に対する関心や、読む力を高めてほしい」と話した。 次回開催は 2024 年、長野県で行われる。