
新潟青陵大学の「現代社会とメディアⅡ(全15回・非常勤講師:津野庄一郎」)」の最終回の授業が行われました。後期は新聞記事等から、新潟市のまちづくりに関する興味・関心や問題意識を基に学習課題を設定して追究し、その情報を新聞にまとめ、新潟市の目指すべき方向性やあるべき姿について意見を交流する活動です。
学生は積極的に情報を収集・選択し、紙面構成を工夫しながら様々な角度から記事をまとめました。仲間からのアドバイスや新潟日報社未来読者推進室の山田孝夫室長等からの指導・助言も活かしながら、オリジナルの新聞を作成した学生たち4名。
マンガ・アニメの眼玉スポットの設置を求めた4年山田莉子さんは、「気になったテーマを実際に自分で調べてみることで、新潟市の抱える現状や課題がはっきり見えてきた。それに伴って、自分の中での意見や思いも形成されていき、より地域を活性化させたい気持ちも増した。新聞製作の面では、わかりやすくより伝わる文章を考える経験が積めたと思う。これからも文章力を磨いていきたい」と振り返りました。
学校において学びのアウトプットをどのように行うかは、総合的な学習の時間や総合探究の時間などで様々な取り組みが行われています。そうした中で、「新聞づくり」は、児童生徒一人一人の持ち味を発揮させ、思考力や表現力を培う手立てとして有効です。
<学生の作った新潟探究の新聞>