県立教育センター大研修室で講義を担当してくださった岡村先生

令和7年度教職2年次研修(小・中・特)「教育方法研修」

 9月17日(水)県立教育センターで実施された、「令和7年度教職2年次研修」において、「授業におけるICTの活用」の講義を新潟県NIEアドバイザーでいらっしゃる上越市立城東中学校の岡村範雄教諭が「NIEとICT」と題して担当してくださいました。

 学校現場の実態や、実際の職員の声などに基づき、ICTを活用したNIEについて受講生の皆さんに分かりやすく説明し、ICTは自転車でいう補助輪のようなものという表現を用いて、「ICTは目的達成のための手段であり、道具である」という位置付けでご説明くださいました。「同じ出来事を扱った、全国紙と地方紙と地域紙の取り上げ方の違いを扱った実践」や、「『置き配』を題材にしたネットニュースを活用した実践」等、岡村先生ご自身のNIE実践から具体的にご紹介くださいました。受講生の皆さんの中には、頷きながら聞いておられる方が何人もいました。時折笑いを誘いながら話をされたので、あっという間に時間が過ぎました。

 講義の様子は、ユートピアくびき希望館、魚沼市中央公民館、魚沼市地域振興センターにも配信され、県内で300人以上の方が受講されました。