［見附市長選挙2025］市政運営手堅く…現職・稲田亮さん無投票再選　1期目は「地固め」？施策の実効性求める声も

　見附市長選は２３日、現職の稲田亮さん（５４）だけが立候補の届け出をし、無投票で２期目の当選が決まった。市民との対話を重視した手堅い市政運営をし、大きな争点も見当たらず、対抗馬は現れなかった。一方で、１期目を「地固め」と感じる市民も見受けられ、人口減少対策や公共施設の再編など、施策の実効性を求める声が上がった。

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現職の稲田亮氏が無投票再選

　「１０年後、２０年後の市民に『見附に住んで良かった』と必ず思ってもらえるよう、全身全霊、全力投球でこれからも取り組んで参りたい」。稲田さんは立候補の届け出を終えた２３日朝、学校町１の選挙事務所前で、第一声を上げた。

　１期目はボトムアップ型の市政運営で、...