【2022/06/29】

 衆院選の新たな区割り案では三条市、燕市など新潟県の県央地域が新2区として同じ選挙区にまとめられた。自民党では新2区の候補予定者として、燕市を含む現2区選出の細田健一氏と、三条市を含む現4区支部長の国定勇人氏(比例北陸信越)の名前が挙がり、公認争いに発展しないか危ぶむ声が聞かれる。立憲民主党は現4区選出の菊田真紀子氏が新2区での立候補に意欲を示す。

 「身を引き裂かれる思いだ」。細田氏は悩ましい立場を語る。現2区は、燕市が新2区、柏崎市が新4区、佐渡市が新1区となるなど3分割された。「各地区から来てくれと声をいただいている」と話す。

(左から)細田健一氏、国定勇人氏、菊田真紀子氏

 細田氏は今後に関して明言を避けるが、現...

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