任期満了に伴う新潟県の胎内市長選と市議補選(欠員1)が12日告示、19日投開票される。市長選に立候補を表明しているのは、再選を目指す無所属の現職井畑明彦氏(60)だけで、無投票となる公算が大きい。市議補選(欠員1)も同日程で行われ、新人1人が立候補を予定している。

 井畑氏は、4年前の選挙での公約「選択と集中」などの実現に向け、事業見直しに力を入れた一方、日本海東北自動車道スマートインターチェンジの周辺整備など産業活性化に取り組んできた。「洋上風力発電の推進や学校再編の議論などを意識して進めてきた。確実なものにし、さらにレベルアップしていきたい」と再選への意気込みを話している。

 9月1日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は2万4347人。