当選を決め、支援者らと万歳する鈴木力氏(中央)=10日午後10時すぎ、燕市杣木
当選を決め、支援者らと万歳する鈴木力氏(中央)=10日午後10時すぎ、燕市杣木

 任期満了に伴う新潟県燕市長選は10日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の鈴木力氏(61)が、元市職員で無所属新人の更科晃氏(58)に約1万5千票差で圧勝し、4選を果たした。

 選挙戦は合併に伴う2006年の市長選以来16年ぶり。3期12年に及ぶ鈴木市政の評価が問われた。有権者は市政の継続を選んだ。

 鈴木氏は10年の初当選から無投票での当選が続き、今回が初の選挙戦だった。市の人口減少率の低さや県内トップのふるさと納税額など実績を強調。子育て環境の充実や産業振興を訴えた。商工関係者らでつくる後援会が支え、地元選出の衆院議員や県議、市議らも支援。つじ立ちや街頭演説を精力的に行い、票を固めた。

 鈴木氏は当選確実となった午後10時すぎ、杣木の選挙事務所で支持者らと万歳を繰り返した。「3期12年の実績と次に何をやるかを明確に訴え、市民から支持を頂いたと受け止めている。日本一輝いているまち燕市を目指し、全力を尽くす」と抱負を語った。

 更科氏はワーキングプア(働く貧困層)の解消や市長・市議の任期制限を掲げた。親族と選挙活動を展開したが、知名度不足が響き、伸び悩んだ。

 投票率は45・31%。06年の70・81%を大幅に下回った。

 ▽当日有権者数 6万5970人▽投票者数 2万9893▽投票率 45・31%▽無効 387

◇燕市長選開票結果(選管最終)

当22、222 鈴木 力 61 無現(4)

  7、284 更科 晃 58 無新

(カッコ内の数字は当選回数)