多彩な作品が並ぶ県展の長岡展＝５日、長岡市千秋３
第７９回県美術展覧会（県展・新潟日報社など主催）の長岡展が５日、長岡市千秋３の県立近代美術館で始まった。初日から多くの人が訪れ、高い評価を受けた個性豊かな作品を鑑賞していた。
日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道、写真の７部門の受賞作品など３９９点を展示。２５８点は中越地域から選ばれた作品で、県展委員と無鑑査の作品も並ぶ。
雪解けが始まった山の斜面の風景をぼかして描いた日本画や、飼い猫の哀愁漂う情景を繊細な筆遣いで表現した洋画など、培ってきた技法を駆使した力作がずらり。南魚沼市のパート事務員（６１）は「写実的な絵画に引かれた。絵とタイトルに込められた思いを、鑑賞しながら想像するのが楽しい」と...
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