
県展新潟展で作品を鑑賞する来場者=23日、新潟市中央区
第79回新潟県美術展覧会(県展、新潟日報社など主催)の新潟展が23日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開幕した。県内最大の公募展は80年の節目を迎え、来場者は1000点を超える力作に見入っていた。
新潟展では、日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道、写真の全7部門の入賞・入選作1074点のほか県展委員の14点、無鑑査の47点を展示している。
戦後間もない1945年11月に始まり、新潟大火があった55年と、新型コロナウイルス禍の2020年に中止となったほかは、新潟県の美術愛好家の登竜門として親しまれてきた。
開場式では、...
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