見附市出身の詩人、矢沢宰(おさむ)を顕彰する矢沢宰賞の入賞作品が決まった。最優秀賞には熊本県立盲学校高等部3年の福井聖斗さんの創作詩「最後のステージ」が選ばれた。

 顕彰団体の実行委員会が主催し、32回目。児童生徒らを対象に詩を公募し、15都府県から915編の応募があった。見附市出身の詩人で新潟日報読者文芸選者の八木忠栄さんが選考し、最優秀賞1編と奨励賞4編、入選28編を決めた。

 福井さんの詩は、アンサンブル部のステージで思い出す「練習の日々」や「この経験は未来につながっていくんだ」といった思いがつづられている。

 表彰式は24日午後1時半から、見附市文化ホールで開かれる「生命(いのち)の詩(う...

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