日曜劇場『リブート』の場面カット(C)TBS
日曜劇場『リブート』の場面カット(C)TBS

 俳優の鈴木亮平が主演を務めるTBS系日曜劇場『リブート』(毎週日曜 後9:00)の最終回が29日に放送され、“100億”を巡る攻防と警察内部のスパイの正体が明らかになった。とりわけ、内通者の動機が現代社会を映す内容として注目を集め、SNSで大きな反響を呼んだ。

【写真】わずか”2秒” 最終回に登場した人物

 最終回では、冬橋航(永瀬廉)に拘束された早瀬陸(鈴木亮平)が極限状態に追い込まれる一方、夏海(戸田恵梨香)も合六亘(北村有起哉)のもとで窮地に立たされる。しかし、覚悟を決めた行動が局面を動かし、それぞれの思惑が交錯する中で“100億”の受け渡しへと事態は進展。やがて冬橋の助けや、裏切りが疑われていた真北正親(伊藤英明)の協力も加わり、合六と真北弥一(市川團十郎)を追い詰めていく。

 物語の鍵を握っていた警察内部のスパイは、儀堂の部下・寺本恵土(中川大輔)だったことが判明。これまで疑われていた人物を覆す展開となった。寺本は「ただのバイトだよ。オンカジで沼って抜けられなくなってさ」と語り、金銭目的で組織に加担していたことをあっさり認める。さらに、雇い主も知らないままスマートフォンの指示に従い情報を流していた実態も明かされ、“闇バイト”を想起させる設定が浮き彫りとなった。

 その後、寺本は駆け付けた早瀬によって制圧され逮捕。人質となっていた家族も救出され、事件は決着を迎える。数年後の早瀬家の再会も描かれ、物語は感動的な余韻を残して幕を閉じた。

 放送後、SNSでは「寺本だったのか」「無害そうな人物が一番怪しい」といった驚きの声に加え、「オンカジで沼ってスパイはリアルすぎる」「今どきの犯罪動機で怖い」など、動機の現代性に言及する声が相次いだ。「公務員なのにオンカジで人生を棒に振るのが一番ヤバい」「ただのバイト感覚というのが恐ろしい」といった厳しい意見も見られ、作品が提示したリアルな社会問題に議論が広がっている。