年度が変わる3月末、県内のさまざまな施設がその使命を終えます。病院や工場、学校、警察署…。いずれも地域における拠点的な施設ですが、人口減や過疎化など時代の変化の中で閉鎖が決まりました。新潟日報が報じてきたニュースを再編成し、2026年3月に閉鎖した、または3月末で閉鎖する施設をピックアップして紹介します。

新潟労災病院(上越市)

31日に閉院するため診療機能を休止した新潟労災病院=13日、上越市東雲町1

 上越地域の中核病院の一角を担ってきた新潟労災病院が3月31日に閉院します。病院のウェブサイトによると、病床数は199。脳神経外科や泌尿器科など13科をそろえていました。すでに最後の外来診療を終え、全ての診療機能を休止しています。開院は1958年。独立行政法人「労働者健康安全機構」(川崎市)が直江津地区で運営してきました。近年は医師不足を背景に機能が著しく低下し、閉院することになりました。

 病院としての機能は市内の6病院が引き継ぎます。最後の外来診療を伝える記事で、ある住民は「ぎっくり腰で3回入院したほか、右手中指の粉砕骨折で約2カ月前まで通院していた。地元にとって大切な病院で親切にしてもらったので残念」と惜しんでいました。
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