
相次ぐ受賞を喜び、続編への意欲を語る赤神諒さん=東京都
「新潟日報」朝刊で2023年に連載された小説「佐渡絢爛(けんらん)」が相次いで二つの文学賞に選ばれた。10月までに「日本歴史時代作家協会賞」の作品賞と「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。連載当初から「物語を通じて佐渡を盛り上げたい」と話していた作者の赤神諒さん(52)は「新潟県民・島民の皆さんと一緒につくった作品が評価されてうれしい」と喜んでいる。
佐渡絢爛は江戸時代の佐渡を舞台に、金銀山復興へ挑む人々の奮闘と謎の能面侍が起こす事件が絡み合うミステリー。新潟日報朝刊への書き下ろし作品で、2023年3月28日〜11月22日に紙面に掲載され、期間中は県内の高校生や専門学校生、読者らが挿絵や題字を描...
残り472文字(全文:772文字)
























