衆議院の委員会のうち、立憲民主党の西村智奈美氏(新潟1区)が法務委員長、菊田真紀子氏(同2区)が懲罰委員長に就いた。菊田氏は党内でも9月から常任幹事会議長を務める。重要ポストを担う両氏に抱負を聞いた。
◆国民の知る権利を重視 西村智奈美法務委員長

-野党議員としては30年ぶりに衆院法務委員長に就任しました。
「責任重大だと思っている。今まではとにかく政府と国会が一体になっていて、政府提出法案などを一言一句変えることなく、政府の描いたスケジュール通りに進んでいった。これからは修正があり得ることを前提に、より緊張感を持って多様な声を吸い上げる方向になっていくと思う」
-委員長は議事の日程を定め、発言を許可するなど審議を仕切ります。与党議員が務め...
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