拉致被害者の救出を願い、救う会新潟の署名に協力する人たち=3日、新潟市西区
拉致被害者の救出を願い、救う会新潟の署名に協力する人たち=3日、新潟市西区
拉致被害者の救出を願い、救う会新潟の署名に協力する人たち=3日、新潟市西区

 北朝鮮による拉致被害者と家族を支援する市民団体「救う会新潟」は3日、新潟市で拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=ら拉致被害者全員の早期救出を求める署名活動を、新潟市西区の新潟ふるさと村で行った。被害者の親世代が少なくなる中、大型連休で全国から訪れた人に「この問題だけは解決しなければならない」と協力を呼びかけた。

 同会による署名活動は今年3回目。3日は2時間余りで353人分の署名を集めた。

 2月に有本恵子さん=失踪当時(23)=の父明弘さんが96歳で亡くなり、未帰国の政府認定拉致被害者の親世代で健在なのは、横田さんの母早紀江さんだけとなった。救う会新潟の髙橋正会長(89)は「もう時間が...

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