『雪子 a.k.a.』:(C)2024 「雪子a.k.a.」製作委員会(提供写真)
『雪子 a.k.a.』:(C)2024 「雪子a.k.a.」製作委員会(提供写真)

 小学校教師がラップを通じて自分と向き合い、成長していく映画「雪子a.k.a.」が、6月28日から新潟・市民映画館シネ・ウインド(新潟市中央区)で上映される。

 30歳を目前に控えた小学校教師・雪子(山下リオ)が、児童たちや同僚、恋人らとの関係に悩みながらもラップを通じて成長していく姿を描く。

 自身も教員免許を持っているという草場尚也監督の劇場用映画初監督作品。脚本は教職に就く人たちの声を拾い集めて作られ、教師という仕事の明暗も浮かび上がらせる。ラップ監修はラッパーのダースレイダー。

 上映後、初日の28日は新潟大学教育学部長の柳沼宏寿さんが登壇し、現在の小学校教員や学校が抱える課題、教員志望者へ...

残り88文字(全文:388文字)