
燕市議の佐野大輔氏(41)が30日、市内で記者会見し、今秋に予定される燕市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。行政、民間での経験などを通じて築いた人脈を生かし「全身全霊で市政に取り組みたい」と述べた。
現職で4期目の鈴木力市長(64)は来年4月の任期満了を待たず、今年10月22日付で辞職する意向を示している。
佐野氏は燕市出身で東海大卒。市職員、会社員などを経て2022年の市議選で初当選し、現在1期目。
佐野氏は鈴木市政の路線を引き継ぐとした上で、政策の柱に「稼ぐ燕市」「育てる燕市」「燕はひとつ」の三つを掲げた。農業を含めた産業振興、人材育成や教育、官民連携などに力を入れるとした。...
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