
新作の絵本について語るこたさん=新潟市中央区
新潟県出身で新進の絵本作家・イラストレーターのこたさん(24)が、絵本「わくわく科学ずかん中生代水族館」(大泉書店、中島保寿監修)を8月に出版した。9月25日には最新作の「てつどうさがしえずかん」(KADOKAWA、小賀野実監修)を出版予定。新潟の色彩豊かな四季で養った感性を生かし、次々に作品を発表している。
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多摩美術大3年だった2022年、デビュー作「わくわく科学ずかん古生代水族館」を出版。高校3年時のアイデアを基に、5億年以上前の生物が生き生きと泳ぐ水族館を描いた作品は反響を呼び、韓国語に翻訳されたほか、デザインした古生物のぬいぐるみも人気を集めた。
絵本4作目の「わくわく科学ずかん中生代水族館」はその続編となり、...
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