
力作が並んだ上越市美術展覧会の会場=5日、上越市本城町
第54回上越市美術展覧会(市展・上越市主催)が5日、上越市本城町の高田城址(じょうし)公園オーレンプラザなどで始まった。入選や無鑑査作品366点が展示され、訪れた人は苗名滝や直江津の街並みなどが描かれた力作の数々に見入っていた。
今回は日本画、洋画・版画、彫刻・立体造形、工芸・グラフィックデザイン、書道、写真の6部門に273人から312点の応募があった。
オーレンプラザで表彰式が行われ、彫刻・立体造形部門で市展賞に選ばれた上越教育大3年、中山亘亮(こうすけ)さん(21)は「逃げ出したくなるような人間的な悩みをサギで表現した。受賞に満足せず今後も本質を追究した作品作りをしていきたい」と話した。...
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