新鮮なブリなどが並んだ「寒ぶり大漁まつり」=7日、佐渡市鷲崎
新鮮なブリなどが並んだ「寒ぶり大漁まつり」=7日、佐渡市鷲崎
新鮮なブリなどが並んだ「寒ぶり大漁まつり」=7日、佐渡市鷲崎

 佐渡市の年末の風物詩、「第27回寒ぶり大漁まつり」が鷲崎漁港で開かれた。雨風に見舞われながらも、格安で提供される寒ブリを求めて市民ら約3500人が長蛇の列をつくり、会場は活気に包まれた。

 内海府漁協などでつくる実行委員会が主催し、7日に開かれた。近年、ブリは不漁が続き、昨年は他県産を仕入れて開催した。今季も漁の苦戦が続いたが、今月に入って取れ始め、佐渡で水揚げした100本を用意した。

 会場に並んだ寒ブリは10キロ3万円など通常の約4割引きで販売。最大で1本13キロの大物もあった。本マグロやブリのさくも並び、飛ぶように売れていた。

 水槽で魚を泳がせ、着順を当てる恒例の「寒ぶりレース」は昨年、別...

残り179文字(全文:479文字)