
水槽の大掃除をする寺泊水族博物館の職員=長岡市寺泊花立
長岡市寺泊花立の市寺泊水族博物館で、水槽の大掃除が行われている。年末恒例の作業で、ぴかぴかの水槽で新年の客を迎えようと、職員が水中とバックヤードで奮闘している。
水槽内の砂を入れ替えたり、サンゴなどの形をした飾りに付いたコケを落としたりする。約50ある水槽のうち、20ほどで作業する。魚の健康に影響が出ないよう、慎重に作業することが必要となる。
青色が美しいルリスズメダイなどを飼育する熱帯魚の水槽では、職員が水槽内に入ると、魚たちは一瞬で石の陰へと隠れた。職員は水中から飾りを取り出し、別の職員がたわしや歯ブラシを使って磨いた。
飼育技師の蝶名林基(もとき)さん(35)は「水槽がきれいになると、...
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