
ユナイテッド・シネマ新潟の南玲子支配人=新潟市中央区
今年は記録的なヒット作が生まれ、映画が話題になった1年だった。新潟市出身の監督やゆかりの俳優らの活躍もあった。県内のシネマコンプレックス(シネコン)とミニシアターの支配人2人に観客数の多かった作品を振り返ってもらった。
◆期待以上だった「鬼滅」、人に勧めたくなる「国宝」
ユナイテッド・シネマ新潟(新潟市中央区)南玲子支配人
10スクリーンを備えるシネコンのユナイテッド・シネマ新潟(新潟市中央区)では、国内の興行収入で歴代2位となったアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」が最も観客数が多かった。南玲子支配人(45)は「(2020年公開の)前作が大ヒットし、期待していたがそれ以上だった」と振り返る。
幅広い年代が映像の美しさや迫力に引きつけられ、2度、3度と鑑賞する人...
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