
「自分でもイメージしていなかった形に空き箱が変身する瞬間が楽しい」とパッケージクラフトの魅力を語る高橋和真さん=上越市大町5
商品の空き箱で作品を作る上越市のパッケージクラフト作家、高橋和真さん(52)が、米ロサンゼルスで個展を開いている。ウイスキーの空き箱を使った干支(えと)の作品など、約50点を展示。高橋さんは「捨てるごみを活用するのは環境を考えるきっかけになる。空き箱がアートに変身する楽しさを知ってほしい」と話している。
パッケージクラフトは、菓子や食品の空き箱で動物などの立体作品を作るアートで、東北芸術工科大(山形市)在学中に高橋さんが考案した。商品名やメーカーのロゴを生かし「1箱を余すことなく使い、一つの作品を完成させる」という独自のルールを設けて制作している。
海外での個展は初めてで、...
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