出展作品を説明する杉浦充宜さん。シャツは肩の切り替え部分に着物を用いている=十日町市上野甲
出展作品を説明する杉浦充宜さん。シャツは肩の切り替え部分に着物を用いている=十日町市上野甲

 十日町市を拠点に活動するデザイナー、杉浦充宜(みつよし)さん(35)が、今年3月の「パリ・ファッションウィーク(パリコレ)」に、自身のブランド「MITSUYOSHI」を初出展する。タンスに眠る着物を現代風によみがえらせる「アップサイクル」で、織物の産地・十日町の感性を携えて世界のファッションシーンに挑む。

 「こんな機会はめったにない」。世界最高峰への挑戦に意気込む。海外のブランドやデザイナーを支援する米国のプロモーターから昨年受けた提案がきっかけだ。

 杉浦さんが注目された理由は、独自性と現代性だ。業界ではサステナブル(持続可能)な取り組みがトレンドだという。その上、日本文化を背景に「モード(先進的)だ」との評価をプロモーターから得た。杉浦さんが貫いてきた洋服作りの核心を突くものだ。

 ブランドのコンセプトは、...

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