
佐藤耕一新潟市議
ストーカー規制法違反の罪で略式命令を受け、新潟市議会から辞職勧告決議が出されていた佐藤耕一市議(66)が8日、新潟日報社の取材に対し、4月9日投開票の次期市議選には出馬しないことを明らかにした。辞職はせずに5月1日の任期満了まで議員を続ける。
佐藤市議は知人の40代女性の自宅周辺などをうろついた疑いで昨年9月に逮捕され、罰金30万円を納付した。決議は昨年の12月定例会で可決された。
佐藤市議は辞職勧告に応じない一方で、任期をもって議員を辞める理由について「今回の事件と持病があり、選挙を戦える環境ではないと判断した。家族の同意も得られなかった」と述べた。被害者の女性は精神的苦痛を受けたなどとし...
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