人口減少を大きなテーマに、子育て支援や経済対策などについて議論が交わされた新潟市議会議員選挙(市議選)。有権者数が最多で定数7超過の激戦となった中央区をはじめ、各区で現職が手堅く上位を固める結果となった。
3度目の市議選で初のトップ当選を果たした。中央区の伊藤健太郎さん(49)=自現=は、区内の複合施設で支援者らの祝福を受け、「身の丈に合わない支持をいただいた」と謙虚に語った。

20年勤めた市役所から議員に身を転じて8年。選挙戦では、最大会派の政調会長を務め、市犯罪被害者等支援条例の制定にも尽力したなどと実績をアピールした。有権者の重い負託を受けて迎える3期目。「しっかりと期待に応えられるよ...
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