
外資系不動産投資ファンドPCGのリゾート開発が明らかになった妙高杉ノ原スキー場一帯=妙高市(新潟日報社ヘリから)
東京とシンガポールに拠点を置く不動産投資ファンド「ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)」が、新潟県妙高市の妙高高原地域や隣接する長野県の斑尾・野尻湖地域で高級ホテル建設などのリゾート開発を進めていることが11月28日、分かった。これまでに合計350ヘクタール程度の用地を取得済み。観光特化型不動産ファンドで約350億円を資金調達しており、関係者によると、投資は長期にわたり規模は約2千億円(約14億ドル)に上るとみられる。PCGは計画の詳細について「しかるべき時に公表する」としている。
PCGは、妙高エリアのリゾート開発についてホテルや飲食店、アパレルブランド、レジャー施設を誘致する計画...
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