米坂線早期復旧に向け要望を行う市民団体のメンバーたち=関川村役場
米坂線早期復旧に向け要望を行う市民団体のメンバーたち=関川村役場

 2022年の豪雨被害で不通が続くJR米坂線の早期復旧を求めて署名活動を行う市民団体が、加藤弘・新潟県関川村長に要望書を手渡した。加藤村長は「早期復旧への思いは同じ」としつつ「復旧は国とJR(東日本)が行うべき」との考えを示した。

 米坂線は坂町(新潟県村上市)-今泉(山形県)間が今も不通となっている。JR東日本、新潟県、山形県、沿線自治体が協議を続けている。

 沿線の住民でつくる「米坂線早期復旧と地域活性化を考える会」の野田尚道会長、平田大六・前関川村長ら11人が2月15日に村役場を訪れた。要望は村上市に続き2カ所目で、「沿線自治体と連携し早期...

残り242文字(全文:542文字)