
新潟県庁
新潟県は2月29日、荒川水系の烏川(村上市・胎内市)、前川(関川村)の流域について、浸水対策を推進する「特定都市河川」に指定するため、検討を始めたことを明らかにした。両河川は2022年の県北豪雨で大きな被害をもたらしている。指定により、流域での開発行為が制限される一方、国の予算が付きやすくなるなどのメリットがある。指定されれば県内では初めて。
村上市でこの日開かれた荒川流域治水協議会で報告された。特定都市河川は知事が指定する。県河川管理課によると、指定までに1年程度を要する見通し。県北豪雨で被災した地域では、国や県、市町村が浸水対策を進めており、特定都市河川指定はそれぞれの対策の実効性を高め...
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