
新潟県警本部
2023年に新潟県内で大麻取締法違反や大麻に関する麻薬特例法違反の疑いで摘発されたのは79人で、前年より33人増加したことが3月21日、新潟県警のまとめで分かった。19年の91人に次いで過去2番目に多かった。摘発者は10〜20代が7割を占め、若者への広がりが顕著になっている。
新潟県警国際・薬物銃器対策課によると、年齢層別では20代が前年比19人増の49人と、全体の62・0%を占めて最多。自宅で乾燥大麻を所持していた新潟県十日町市の男子高校生が逮捕されるなど、20歳未満が3人増の7人で8・9%だった。
覚醒剤関連の摘発者は7人減の42人。近年は県内でも若年層に大麻が広がり、摘発人数は覚醒剤関...
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