林業分野で初となる県地域おこし協力隊の任命書を受け取る石崎琢磨さん(左)=8月1日、県庁
林業分野で初となる県地域おこし協力隊の任命書を受け取る石崎琢磨さん(左)=8月1日、県庁

 新潟県は8月1日、森林資源を生かしたビジネス創出に携わる専門の地域おこし協力隊に上越市の自営業石崎琢磨さん(41)を任命した。上越市の森林内をマウンテンバイクで周遊する観光ツアーや、まきなどを現地で調達するサバイバルキャンプを秋ごろから展開する予定だ。県が林業分野で協力隊を選任するのは初。

 県は2022年度から地域おこし協力隊の事業を始め、これまでに13人を任命した。任期は最大3年で、県が報酬と活動経費を支払う。

 石崎さんは東京都出身で、10代からクライミングや登山などのアウトドアスポーツに慣れ親しんできた。8月1日に新潟県庁で行われた委嘱式で、任命書を受け取った石崎さんは「林業は魅力的で大...

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