地域おこし協力隊員として着任した頓所はるなさん(右)=阿賀野市役所
地域おこし協力隊員として着任した頓所はるなさん(右)=阿賀野市役所

 新潟県阿賀野市で新規就農を目指す地域おこし協力隊員に7月、新潟市出身の頓所はるなさん(54)が着任した。任期は最長3年。阿賀野市村杉地区に住み、農作業などに取り組む。頓所さんは「地域の皆さんの技術を受け継ぎつつ、阿賀野市の魅力の発信にも努めたい」と意気込んでいる。

 頓所さんは2年前に狩猟免許を取得し、2023年秋から阿賀野市の笹神猟友会に加わっている。五頭連峰山麓の村杉地区に通ううち、きれいで豊かな水と住民の人柄に引かれ、地域おこし協力隊に応募したという。

 阿賀野市役所で7月上旬、委嘱状交付式が行われた。加藤博幸市長は「住民の力を借りながら、ステップアップしてほしい」と激励。頓所さんは「農家...

残り81文字(全文:381文字)