
8月28日午後11時半ごろ、新潟県妙高市下平丸の農道で、70代男性がクマとみられる野生動物に背中などをひっかかれ、鎖骨を折るけがを負った。男性は上越市内の病院に搬送された際、意識はあり会話もできた。
妙高署によると、男性は自宅近くの畑に1人で歩いて向かう途中に、背後から野生動物に襲われた。野生動物と一緒に道路脇の斜面に転落し、大声を上げたところ動物は逃げたという。歩いて帰宅し29日午前1時半前、自ら119番通報した。けがの状態などからクマに襲われたとみられる。
現場は、民家まで約150メートル。妙高署や妙高市はパトカーや広報車で現場周辺の住民に警戒を呼びかけている。市は「これからクマの行動が...
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