
前節町田戦で体を張って守る新潟の選手たち
※この試合は台風接近のため、8月30日に中止が決まりました。代替日程は9月18日です。参考のため、記事を残して公開しています。
J1で激しい戦いを繰り広げているアルビレックス新潟。今季も終盤戦に入り、ラストスパートです。このウェブ限定記事アルビPreview(プレビュー)では、そんなアルビの応援に一層力を入れようと、データを見ながら、初心者にもわかりやすく、次の一戦に向けた見どころや注目選手を紹介します。対戦相手の情報などを頭に入れ、試合をより深く、楽しみながら応援しましょう!
(データはリーグ公認の競技データ「J STATs」から。それ以外の話はわりと主観が入ります)
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善戦か、惜しい試合か
首位に対して健闘したのか、それとも勝ち点2を落としたのか。前節町田戦のスコアレスドローが後者の方に思えてならないのは、十分に勝つチャンスがあったからでしょう。激しいプレスを交わし、球際で負けずによく戦っていました。ただ、6本のシュートのうち4本はペナルティエリアの外から打ったもの。最後の精度か、もう一工夫か、入るまで打ち続けるか。このあたりは昨季も目立った課題です。


FW谷口海斗が2桁得点まであと1点です。アルビのリーグ戦で挙げた得点は34点。クラブの歴代得点ランクではファビーニョ(30点)を抜いて6位。5位のマルシオ・リシャルデス(38点)に迫っています。今季中に、ぜひベスト5入りを期待したいですね。
波のあるシーズン 立て直しの途中か
対戦相手の名古屋は苦しいシーズンを送っています。それでも新潟より勝ち点1上回って11位にいるのはさすが=順位表=。ですが、それは同時に、勝てば順位が逆転するということも意味しています。混戦のため、1桁順位に入る可能性も高くなります。


名古屋は開幕3連敗とつまづき、...
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