
選挙対策委員会の終了後、報道陣の取材に応じる自民党県連の岩村良一幹事長(左)と中村康司総務会長=9月6日、新潟市中央区
自民党新潟県連は9月6日、新潟市中央区の県連会館で2025年夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に向け、候補者を決めるための選挙対策委員会を開いた。県連が行った党支部の意向調査では元競泳選手でシドニー五輪銀メダリストの中村真衣氏(45)=新潟県長岡市=が半数の支持を集めたが、ベテラン県議を中心に、県連会長の佐藤信秋参院議員(76)=比例代表、新潟市出身=を推す声もあり、紛糾。結論を持ち越した。
党派閥の政治資金パーティー裏金事件で逆風にさらされる中、県連は今回、参院選で初の候補者公募を実施。中村、佐藤両氏のほか、上越市議の安田佳世氏(34)=上越市=、元加茂...
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