時広真吾さんの衣装で上演された河内大和演出、主演「リチャード二世」=5月、ルーマニア(撮影/BUN)
時広真吾さんの衣装で上演された河内大和演出、主演「リチャード二世」=5月、ルーマニア(撮影/BUN)
「パフォーマーの素晴らしい舞台を楽しんでほしい」と語る時広真吾さん(右)と出演者の河内大和さん=新潟市中央区の新潟日報メディアシップ

 衣装デザイナー、時広真吾(ときひろ・しんご)さん(68)が主宰する「四つの花の会」による公演「母とわたしと美の誓い」が9月27日、新潟市中央区の市民芸術文化会館りゅーとぴあ能楽堂で開かれる。新潟県ゆかりのダンサーや俳優らも登場し、多彩なパフォーマンスを披露する。

 公演は、時広さんが衣装だけでなく、構成や演出も担当し、ファッションショーでも演劇でもない独自の世界をつくり出す。新潟市内では2011年から3年続けて開催しており、11年ぶりの公演となる。

 テーマは「女性の生涯」。8人のダンサーや俳優らが、時広さんの衣装をまとい、娘から妻、母、祖母へと変化する中で生じる葛藤や思いを表現する。

 出演は、...

残り348文字(全文:648文字)