
新潟県の地域おこし協力隊として委嘱状を受け取る増田安寿さん(左)=10月4日、新潟県庁
新潟県は、グリーンツーリズムの誘客拡大に携わる地域おこし協力隊に東京都出身の増田安寿(やすひさ)さん(46)を任命し10月4日、委嘱状を手渡した。農山漁村での小中高生向け教育体験旅行の窓口となるほか、地方に関心がある首都圏や海外在住者への情報発信などを担う。
新潟県は2022年度から地域おこし協力隊の事業を始め、増田さんが15人目。新潟県の協力隊は、一つの市町村だけにとどまらない広域的な課題に取り組む。任期は最大3年で、新潟県が報酬と活動経費を支払う。
増田さんは塾講師や企業研修などの仕事で、販売促進やマーケティングなどを経験してきた。9月17日に協力隊として着任し、妙高市グリーン・ツーリズ...
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