
浴室や脱衣所を描いた水彩画が並ぶ「銭湯ずかん展」=1月8日、見附市昭和町2
新潟県内にある銭湯のタイル絵やレトロな空間を紹介する「銭湯ずかん展」が、見附市昭和町2のギャラリーみつけで開かれている。鏡の広告や蛇口の色合いなど、昔ながらの雰囲気を鮮明に描いた水彩画を展示している。
見附市の会社員古川菜々緒さん(24)が出版した「新潟銭湯ずかん県内版」の原画を並べた。
古川さんは長岡造形大学で建築を学び、タイルについて調べる中で、銭湯の壁画に魅力を感じたという。新潟浴場組合に加盟する営業中の全銭湯を巡り、浴室や脱衣所でスケッチをし、立体図に仕立てた。店主や客に取材して銭湯の特徴もまとめ、新潟市版と県内版を出版してきた。
個展は初めてで「県内版」の原画を中心に、みどり湯(新...
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