新潟地裁
新潟地裁

 2024年11月に同居する長女から頼まれロープで絞殺したとして、嘱託殺人罪に問われた新潟県十日町市、農作業員の被告(81)の初公判が2月10日、新潟地裁(小林謙介裁判官)であった。被告は起訴内容を認め、検察側が懲役3年を求刑し結審した。判決は3月6日。

 起訴状などによると、被告は24年11月4日、十日町市の作業小屋で、長女=当時(51)=から頼まれ、首をロープで絞めて頸部(けいぶ)圧迫の窒息で死亡させたとされる。

 検察側は冒頭陳述と論告で、被告は24年10月ごろ以降、借金苦などを訴えていた長女から毎日のように「殺してく...

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