【2025/04/07】

 1895年に日伯修好通商航海条約が調印され、今年は日本とブラジルの間に正式な国交が結ばれてから130周年の節目の年になります。その後、両国は経済のみならずいろいろな分野で交流を重ねてきました。

 日本政府は10年ごとの節目に、両国内でさまざまな行事を実施してきました。1995年の100周年には、ブラジル全域で官民合わせて135の行事が行われました。

 95年は100周年と区切りがよかったこともあり、資金調達にも成功しました。資金は日系社会が集めたというより、ブラジルに進出している日本企業などが会員になっているブラジル日本商工会議所が受け皿となって調達を行いました。

 以後、...

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