
4月27日投開票の十日町市長選は、現職の関口芳史さん(66)が、新人で不動産業の樋口明弘さん(77)を1万票超の大差で下し、5選を果たした。新潟日報社は投票日に市内7カ所の投票所で、投票を終えた有権者100人に出口アンケートを実施した。主な争点となった関口市政への評価や新市長に期待する政策などを聞き、民意を探った。(2回続きの2)
4月27日投開票の十日町市長選で、新潟日報社が投票を終えた有権者100人に尋ねた出口アンケートでは、新市長に優先して取り組んでもらいたい分野を二つまで選んでもらった。選択数172のうち「医療・福祉」が47で最も多かった。
「医療・福祉」は水沢地区を除く各投票所で上位となり、中条地区、松之山、松代、中里の各地域では最多。十日町地区でも2番目に多く、関心の高さをうかがわせた。
県は3月、県立松代病院の...
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