新潟地裁
新潟地裁

 実母に暴行し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた三条市の無職の女(56)の裁判員裁判の判決公判が2日、新潟地裁であり、小林謙介裁判長は懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。

 判決によると、被告は2024年6月14日、自宅で母親=当時(82)=の両足や腰を多数回踏みつけて骨盤骨折などの傷害を負わせ、翌15日に出血多量で死亡させた。

 小林裁判長は判決理由で、被告は、認知症の母親に...

残り308文字(全文:512文字)