
「はるの行き先」の一場面(©はるの行き先)
上越地方を走るえちごトキめき鉄道(トキ鉄)を舞台とした映画「はるの行き先」の上映が30日、新潟市中央区の新潟・市民映画館シネ・ウインドで始まる。長岡市出身の柴野太朗監督(33)が手がけ、「Negicco(ねぎっこ)」のKaedeが主題歌を歌う“新潟ご当地映画”。監督の地元愛や鉄道愛がにじむとともに、人の心の機微を描く作品となっている。
柴野監督は長岡高に在学中から独学で自主映画を撮り始めた。東京造形大の卒業制作「モラトリアム・カットアップ」が、...
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