
イントランス選定に反対する意向表明書を根津和博副町長(中央)に手渡す町議6人=22日、津南町役場
津南町が売却方針を決めたリゾート施設ニュー・グリーンピア津南(津南町秋成)について、江村大輔副議長ら町議6人が22日、優先交渉先のイントランス(東京都渋谷区)を「現状では売却先に選ぶことは認められない」と町に申し入れた。町は従業員の雇用維持を売却条件に挙げて交渉を進めているが、現在施設を運営する津南高原開発の従業員の雇用不安が拭えないことなどが反対の理由だ。町は30日から説明会を開き、広く町民の理解を得ていきたいとしている。
ニュー・グリーンピア津南の再生を目指し、町は昨年、東京の不動産サービス会社にアドバイザリー業務を委託。今年行った提案型の募集では2社が応募し、1社はイントランスで、もう...
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