新潟地裁
新潟地裁

 会社での業務が原因で精神疾患を患ったとする男性=2020年に59歳で死亡=が、長岡労働基準監督署に休業補償給付を認められなかったのは違法だとして、遺族が国を相手取った訴訟があり、新潟地裁(鈴木雄輔裁判長)は16日、不支給の取り消しを命じる判決を言い渡した。

 判決などによると、男性は長岡市の製造会社に勤務。16年に退職した部下の分も業務を担うようになり、業務体制の是正などを会社に求めていた。また...

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