
医師が研修医を受け入れる際の心構えなどを学んだセミナー=柏崎市日石町
県内で医療の担い手確保が課題となる中、医師が後進の育成を考えるセミナーが柏崎市内で開かれた。医学生や研修医を受け入れて教える立場の開業医や病院勤務医らが、心構えを学んだ。
日本医師会の生涯教育講座として11月上旬に市文化会館アルフォーレで開かれ、オンラインと合わせて約40人が参加した。
市内の柏崎総合医療センターをはじめ、県内の病院では近年、臨床研修医の受け入れが増えている。県内で研修した医師が修了後も県内で働くケースが多いとして、県が臨床研修医確保策を進めていることが背景にある。
講師の1人として演壇に立った県厚生連上越総合病院の篭島充病院長は、医師のプロ意識を研修医に教えるため、「日ごろ...
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